キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(原題:Captain America: Brave New World)は、2025年2月14日に日米同時公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアクション・スリラー大作です。監督はジュリアス・オナー、脚本はロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、ダラン・ムッソン、オナー&ピーター・グランツが手がけています。
監督・スタッフ
- 監督:ジュリアス・オナー(代表作:『クローバーフィールド・パラドックス』『ルース・エドガー』
- 脚本:ロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、ダラン・ムッソン、オナー&ピーター・グランツ
- 音楽:ローラ・カープマン
- 製作:ケヴィン・ファイギ、ネイト・ムーア(マーベル・スタジオ)
登場人物・キャスト
役名 | 英語キャスト | 日本語吹替(情報) |
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サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ | アンソニー・マッキー | 溝端淳平(吹替) |
サディアス・“サンダーボルト”・ロス(大統領/レッド・ハルク) | ハリソン・フォード | 村井國夫(吹替) |
ホアキン・トレス/ファルコン(2代目) | ダニー・ラミレス | 布施川一寛(吹替) |
ルース・バット=セラフ(“ウィドウ”エージェント) | シーラ・ハース | 潘めぐみ(吹替) |
イザイア・ブラッドリー(初代黒人キャプテン・アメリカ) | カール・ランブリー | 宝亀克寿(吹替) |
レイラ・テイラー(シークレットサービス) | ゾシャ・ロークモア | 松平春香(吹替) |
セス・ヴォルカー/サイドワインダー | ジャンカルロ・エスポジート | 広瀬彰勇(吹替) |
エリザベス・“ベティ”・ロス(ロスの娘) | リヴ・タイラー | 甲斐田裕子(吹替) |
サミュエル・スターンズ/ザ・リーダー | ティム・ブレイク・ネルソン | 森川智之(吹替) |
日本の首相・尾崎 | ー | 平岳大(吹替) |
ストーリー概要
サム・ウィルソンは、スティーブ・ロジャースから受け継いだ盾とともに、正式なキャプテン・アメリカとして活動を始めます。米大統領に就任したサディアス・ロス(ハリソン・フォード)との対話の中、ロス主導のホワイトハウス開催の国際会議で爆発テロが発生。これをきっかけに各国間の緊張が高まり、世界大戦の危機へと発展します。
しかし、その事件の背後には“ある人物”が暗躍しており、サムはテロと紛争を仕組んだ真犯人と、陰で操る黒幕を追い始めます。さらに事件を受けたロス大統領は、悲願だった“レッド・ハルク化”を遂げ、キャプテン・アメリカとの衝突へとエスカレートしていきます。
見どころと特色
- 赤いハルク登場:ロス大統領がレッド・ハルクへと変身し、サムと壮絶な空中戦を展開。ファン驚愕の展開です。
- キャップ視点の“パラノイア・スリラー”:未知の陰謀に巻き込まれるサムの苦悩と覚悟を描く骨太ドラマ。サムを演じるマッキーの深みある演技が光ります。
- 友情と信頼の継承:ファルコンからキャプテン・アメリカへ、盾を繋ぐサムとロジャースとの約束に込めた思いを継ぐ姿が胸を打ちます。
- 豪華国際キャスト:バッキーの登場やイザイア・ブラッドリーなど、旧作ファンもうれしいキャラ再登場が多数。
- 文化的ステージでの対立構図:尾崎首相(平岳大)ら世界リーダーが集う中、日本もその衝突に巻き込まれる緊張感が海外舞台にリアリティを与えます
評価・配信情報
公開初週末には北米で8,600万~9,500万ドルの興収を記録。世界興収は4.15億ドル、ディズニー史上のMCU作品として高水準をマークしています。批評家評価はやや賛否分かれつつも、マッキー&フォードの演技やアクションには概ね高評価が集まりました。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、映画館での体感が映えるスリリングなアクションと重厚なドラマが融合したMCU作品として、シリーズの次章を担うマイルストーンとなる作品です。劇場&5月28日からDisney+で配信予定!