逆火
2025年7月11日(金)公開。映画の裏側で揺れる人間の“逆火”を、ぜひ劇場でご体験ください。
監督・スタッフ
- 監督/原案:内田英治
- 脚本:内田英治、まなべゆきこ(『サイレントラブ』脚本)
- 音楽:大間々昂
- 撮影:川上智之
- 編集:古川達馬
- 企画・プロデュース:水木雄太
- 配給:松竹/KADOKAWA
キャスト
- 野島浩介(助監督):北村有起哉
- 小原有紗(自伝小説の作者):円井わん
- 大沢祥平(映画監督):岩崎う大
- 橘郁美(プロデューサー):片岡礼子
- 野島幸(浩介の妻):大山真絵子
- 野島光(浩介の娘):中心愛
ストーリー概要
若手助監督の野島浩介は、貧困の中で父親の介護をしながら自伝小説を執筆し一躍ベストセラー作家となった少女・有紗(ARISA)の自伝映画化を任される。しかし、取材を進めるうちに本に綴られた“美談”とは裏腹の疑惑が浮上。悲劇のヒロインか、あるいは贖罪を隠す犯罪者か──。名声を重んじる監督、大ごとを避けたいプロデューサー、ギャラ優先のスタッフらが撮影継続を優先する中、真実を追う野島に業界の圧力がのしかかり、やがて家族の絆すら脅かされていく。
見どころ
- 北村有起哉×内田英治のタッグ再び
『ヤクザと家族』以来の共演となるふたりが、映画制作現場の光と影をリアルに描き出す - 映画制作という舞台裏で暴かれる人間ドラマ
“芸術”か“ビジネス”か――撮影現場を舞台にした大人たちのエゴと良心のせめぎ合いが胸を打つ - 社会派ヒューマンサスペンス
貧困問題やメディアの欺瞞を背景に、真実を追うジャーナリズム精神と家族愛が交錯する骨太の物語 - 個性派キャストの熱演
円井わん、岩崎う大、片岡礼子らが作品に深みを与え、劇中に張り巡らされた人間模様を鮮やかに浮かび上がらせる - 問いかける普遍的テーマ
「何を大事にすべきか」「何を正義と呼ぶのか」──変わりゆく時代における“映画”と“人間”の在り方を観客に突きつける