エム 絶望の世界
映画『エム 絶望の世界』(原題:M)は、2025年1月3日に日本で公開された、北マケドニア、クロアチア、フランス、コソボ、ルクセンブルクの5か国による合作のサバイバル・パニック映画です。監督・脚本はヴァルダン・トジヤが務め、ダリヤン・ペヨフスキと共同で脚本を手がけています。本作は、劇場発信型映画祭「未体験ゾーンの映画たち2025」の上映作品の一つとして紹介されました。
🎬 作品情報
- タイトル:エム 絶望の世界
- 原題:M
- 公開日:2025年1月3日(日本)
- 製作年:2023年
- 製作国:北マケドニア、クロアチア、フランス、コソボ、ルクセンブルク
- 上映時間:103分
- ジャンル:SF、ヒューマンドラマ、パニック、アドベンチャー
- 配給:プルーク
スタッフ
- 監督・脚本:ヴァルダン・トジヤ
- 脚本:ダリヤン・ペヨフスキ
キャスト
- マルコ:マテイ・シヴァコフ
- 父親:サスコ・コチェフ
- ミコ:アレクサンダル・ニコフスキー
- アナ:カムカ・トシノフスキー
- 女性中尉:ボヤナ・グレゴリック・ヴェイゾヴィッチ
- マルコの母:ヴェリカ・ネデスカ
ストーリー概要
パンデミックによって荒廃した世界を舞台に、森の奥深くで厳格な父親と原始的な生活を送る少年マルコが、同年代の少年ミコと出会い、友情を深めていく物語です。父親に森から出ることを禁じられていたマルコは、ヘッドホンで聞く音楽と一冊の絵本だけが心の拠りどころでした。ある日、マルコは森の廃車で母と暮らすミコと出会い、彼との交流を通じて孤独を癒やしていきます。しかし、父親の目を盗んでミコに会いに行くマルコに、残酷な出来事が起こります。やがてミコを連れて希望を求めて旅に出たマルコでしたが、森の外ではウイルスが猛威を振るう危険な社会が彼らを待ち受けていました。
見どころ
- 独特な世界観:パンデミックによって荒廃した世界での少年たちのサバイバルが描かれています。
- 映像美:森の中や荒廃した都市の描写が美しく、終末世界の雰囲気を引き立てています。
- 少年たちの成長:過酷な状況の中で成長していく少年たちの姿が感動的に描かれています。